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家づくり
新築で失敗しない!収納上手な家づくりのアイデア
2025/4/10
この記事を見たら分かること
- 収納上手な家づくりのための具体的な計画ポイント
- 部屋別に最適な収納アイデアを紹介
- 実際の収納施工事例写真
はじめに
新築住宅を計画する際、「収納のしやすさ」は住み心地を大きく左右する要素の一つです。収納が足りない、片付かない、動線が悪い――そんな悩みを抱えないためにも、設計段階からしっかりと収納計画を立てることや収納が充実している家を選ぶことが大切です。
収納計画の基本とポイント
1. 収納計画の重要性
収納スペースの配置や大きさ、使い勝手は、日常生活の快適さを左右します。限られた空間をどう活かすかが、家全体の機能性を高めるカギになります。
2. 新築収納のポイント① 収納するものを明確に
最初に考えるべきは、「何を、どこに収納するか」。家族のライフスタイルや所有物の量を把握し、それに応じた収納スペースを確保しましょう。特に季節用品や大型アイテムは場所を取るため、最初から専用の収納を設けておくと便利です。
3. 新築収納のポイント② 棚を細かく作り過ぎない
棚や仕切りを細かく作りすぎると、かえって収納の自由度が下がり、使いにくくなることがあります。また、収納するものを決めずに奥行きの深い棚を設けてしまうと、中の物が取り出しにくくなる原因にも。収納は、ゆとりを持たせた可動式の棚や、収納ケースを活用しやすいシンプルな構造にしておくのがポイントです。ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。
4. 新築収納のポイント③ 見せる収納・隠す収納
収納場所についてその場所を「見せる」、「隠す」を考えることも重要です。例えば、毎日使用したり物の出し入れの頻度が多い場所は使い勝手を考えてオープン収納にしたり、来客が多い場所や生活感を隠したい部分には扉付きなど見せない収納にしたりすると実際住んでからの後悔が少ないです。
5. 新築収納のポイント④ 動線に沿った配置
収納場所は「使う場所の近くにあること」が理想です。洗濯機のそばにタオル収納を設ける、玄関近くに上着や靴の収納スペースを設けるなど、動線に沿った設計を心がけましょう。
部屋別収納アイデア
1. 玄関の収納
玄関収納は土間仕様だと、外で使うものを家の中に持ち込まずに済むため、衛生的で便利です。靴だけでなく傘、帽子、上着、アウトドア用品など多くのものを収納できます。
2. リビング・ダイニング
家族が集まるリビングには、書類、薬、リモコン、ゲーム、学習用品など、こまごまとしたアイテムが集中します。テレビボードや壁面収納を造作し、生活感を隠しながら収納できる工夫がポイントです。
3. キッチン
収納の量と使い勝手が問われる場所です。パントリー(食品庫)を設けて、保存食や備蓄品の整理や家事動線を意識をした配置にすることで、効率的な調理空間を実現できます。
4. 洗面・脱衣室
タオルや洗剤、着替えなどをしまう場所。可動棚を取り付けたり、洗濯機の上部を活用することで収納力を高められます。濡れたものを一時的に干せるパイプ設置も便利です。
5. 寝室
衣類、寝具、季節用品の収納を想定して設計するのが基本です。ウォークインクローゼットを採用すれば、衣替え不要の生活も可能になります。寝室内の動線を考慮し、使いやすい配置を意識しましょう。
6. 廊下・階段下
意外と見落としがちなスペースにも、収納チャンスがあります。階段横や下は収納庫として活用しやすく、掃除道具や防災用品などの保管場所に最適です。
収納で暮らしやすい住まいに
1. 家族全員で収納ルールを共有
せっかくの収納も、家族全員が使いやすくなければ意味がありません。「誰が・どこに・何をしまうか」のルールを決めておくことで、散らかりにくい空間が維持できます。特に、家族全員で共有する収納スペース(洗面台周りやファミリークローゼット等)については事前に使い方を決めましょう。
2. ライフステージに合わせて進化できる収納
お子様の成長や家族構成の変化に伴い、必要な収納は変化します。将来的な可変性も考慮し、柔軟に対応できる収納設計を目指しましょう。
まとめ
収納上手な家づくりは、住まいの快適性・機能性を大きく高めます。新築計画の段階から、家族のライフスタイルやモノの量を見据えて、無理なく使える収納を設計することがポイントです。
丸商建設では、1組1組の家族に合わせた収納設計のご提案が可能です。モデルハウスで実際の収納アイデアをご覧いただけますので、ぜひ見学にお越しください。