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はじめての注文住宅講座

【はじめての注文住宅講座】掃除しやすい間取りのポイントとは?

2022/8/23

注文住宅

皆さんは家事のしやすい間取りについてどうお考えでしょうか?

家事といえば、キッチンにこだわりたい!という方は多いのではないでしょうか。もちろん、キッチンも家事のしやすさを左右する重要なポイントですが、やりたくない家事の代表ともいえるような『掃除』のしやすさについても考慮することで、さらに毎日の家事をラクにこなせてずっと暮らしやすい家に!暮らしはじめてから後悔しないためにも、注意すべきところを押さえていきましょう!モデルハウスや完成見学会で見る目が変わってきますよ!

掃除をしやすくするポイントは?

まずは、掃除をしやすくするためのポイントをいくつかご紹介します。

①家事動線を意識する
掃除以外のも家事全般のしやすさにもつながる家事動線。洗濯機のある脱衣所や洗面所は、洗濯や掃除の家事動線にも大きく影響します。キッチン・脱衣所・洗面所はできるだけまとめて配置しておくと掃除もしやすくなります。

②凹凸の少ない間取りにする
家の中に凹凸や段差が多いと、それだけで掃除の手間が増えます。また、角が多くなるほどその部分にホコリや汚れもたまりやすくなります。デザインや間取りを決めるときは、日々のメンテナンスのしやすさも忘れないようにしましょう。

③コンセントの位置や数を吟味する
掃除機がけをする時に、掃除したい場所までコードを伸ばすのに苦労しているという人も多いのではないでしょうか。掃除のしやすさに大きく関わるのがコンセントの位置と数です。コンセントの数が足りず、たこ足配線にすると線が絡まり、そこにほこりが溜まるため掃除もしにくくなることも。詳細な設計の提案を見るときは、なんとなく足りるかな?ではなく、実際に掃除機をかけるときどうなるかを想像して、必要な位置にあるか、数は足りるかなどをしっかり検討しましょう。

④収納や照明の設置の仕方
オープン棚の収納や間接照明の設置には注意が必要です。扉のない収納や棚、間接照明が多いとそこにほこりが溜まりやすくなります。扉のない棚は物の出し入れがしやすくて便利な面もありますが、掃除する場所が増えるということを覚えておきましょう。

それぞれの場所に合わせた工夫を

さて、大まかなポイントを押さえたところで、家の中それぞれの場所ごとに掃除をしやすくなる工夫をご紹介します。
掃除は家中すべての場所でしなくてはならないもの。毎日の掃除の時間が短縮され、自由な時間が増えたら嬉しいですね。

■リビング

ワンフロアのLDKは掃除機がかけやすいのですが、凹凸や段差が多いと隅が多くなるためホコリが貯まりやすくなります。それだけお掃除が大変になりますので、日々のメンテナンスのしやすさも忘れないようにデザインや間取りを決めしましょう。床の色もポイントで、明るい床だとほこりが目立ちにくく、逆に暗い床だとほこりが目立ちます。

 

リビングに隣接して和室を配置する間取りは、注文住宅でもよく見られる設計ですが、写真のようにリビングと和室の境目の段差をなくし扉も設けていないので、凹凸が少なくホコリがたまりにくい設計に。掃除機も一気にかけられてラクになります。

写真のように収納は扉付きにすることで、ホコリの侵入を防ぐことができます。TVボードなどの家具も造り付けで設置することで、既製品の家具を置くのとは違い壁や床との間の隙間にホコリが積もることもなくなります。

 

■キッチン

コンロは凹凸のないものを選ぶと良いでしょう。IHヒーターなら非常に掃除がしやすいためおすすめです。キッチンは汚れが付きやすい場所です。アイランドキッチンなどのオープンなタイプのキッチンでも、コンロの正面にオイルガードを設置するとリビングへの油跳ねを防ぐことができ掃除が楽になりますよ。

オイルガードにはカウンターに設置するスタンドタイプやレンジフードからカウンターまでの全面をカバーするウォールタイプがあります。スタンドタイプの方が開放感や見た目にスッキリした印象を持たせることができますが、全面を覆えていないため、油跳ねを完全に防ぐことができません。写真のようにウォールタイプのオイルガードを採用するとリビングへの油跳ねを防げるので、お掃除の手間が省けます。

 

■玄関

玄関のポイントはとにかく収納です。しっかりと収納するスペースを設けないと、靴や傘立て、ベビーカーや三輪車が放置されたままになってしまい、そもそも掃除どころではありません。しっかりと片付けるスペースを確保すればとても掃除しやすい状態になります。

写真のように玄関側にシューズクロークを設置すると玄関回りが日頃からスッキリ片付いた空間を保てます。広めの設計にするとアウトドア用品やお子様の外遊びで使うおもちゃ、部活の道具の収納にも使え、汚れやすいものをお部屋の中を汚さずに収納できます。

 

 

まとめ

清潔でキレイな家だと毎日気持ちよく過ごすことができそうですね♪とはいえ、デザイン性を重視したいなどそれぞれのこだわりも大事にしたいところですね。掃除しにくい部分をはじめから理解しておくだけでも、日々のストレスが少なくなるのではないでしょうか。掃除しやすく暮らしやすい家は、ご自身の生活スタイルをよく認識した上での間取りづくりが成功のポイントです。日々の暮らしをイメージしながらモデルハウスで色んな間取りを見て参考にされてみてくださいね!

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